~衣類乾燥機置き場、失敗~

【問題】衣類乾燥機が置けない

【解決案】なんとか考える 

【損失額】増額中

 

~前回までのあらすじ~

衣類乾燥機置き場を考えているが、我が家の構造・状況では、普通の置き方で置くことは不可能であった

 

 

 

残す衣類乾燥機の置き方は

④壁付け方式

⑤棚板設置方式

 

である。

 

先に④壁付け方式で使う専用壁付け金具について調べてみた。

 


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まず、壁面の補強が必要である。

我が家は石膏ボードの下にベニヤを貼っている場所があるが、説明書を見るとどうやらそんなレベルの補強ではダメらしい。

3cmの厚みの補強用木材との記載…

たぶん、素人が付けて安心な物ではない。

大工さんの手配が必要である。

 

だが、たかが2枚の板を張り付けてもらうのに大工さんを呼ぶのもなあ…

それに、壁付けって、補強用木材は柱に打ち付けるわけで、柱だけにそんなに強度かけて大丈夫?なんて素人ながら心配になった。

 

この「たかが二枚」などという考えのせいで、私は大損をする。

 

 

 

上記の浅はかな考えから、最終的に⑤棚板設置方式を選ぶことにした。

それがこちら。


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これは、結果的に犯してしまった最大の間違いとなった。

 

 

リフォーム会社経由で大工さんにお願いし、材料費込みで55000円。

棚板はお任せにしたのだが、2.5cm厚。

ちょっと薄くない?とは思ったが、50~60kg耐えられるなら問題ないだろうと思い、何も言わなかった。

 

棚板の2辺は同じ厚さの木材で粱のように柱と窓フレームに固定するとのことだった。

そして、手前側にステンレスポールを立てて耐荷重を増す。ポールはPinterestなどを参考にしたアイデアだ。

 

大工さんにお願いする少し前に、家電量販店で購入予定の乾燥機を見に行っていた。

排水について、気になっていたからだ。

 

日立 衣類乾燥機 DE-N50WV(乾燥容量 5kg)
 
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日立の衣類乾燥機は、口コミも良く壊れにくいようで、なにより、奥行きがそこまで大きくない。

しかもこの5kgタイプは、4kgタイプと奥行きは7mmしか変わらない。

ちなみに6kgタイプになると70mm変わる

4kg→5kg(奥行き7mm増)

5kg→6kg(奥行き70mm増)

なお、横幅や高さは3機種とも同サイズである。

 

我が家のSHARP ES-PU11Cは、衣類乾燥機を後付けする機構になっていないため、衣類乾燥機の排水ホースを差す口はない。

そのため、排水ホースをどのよう通すか、排水ホースをどのように設置するかを確認しに電気量販店に確認しに行った。

 

聞けば、衣類乾燥機の排水ホースを、洗濯機の排水ホースに接続するアタッチメントがあるとのこと。

それがこちら

日立 HITACHI PF-2300-069 [洗濯機用 L形排水継ぎ手]
 
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店員さんに大工さんが台を作りに来てくれることを話し、乾燥機の排水ホースは本体下から出ており、後ろを通せば大丈夫だろうとのことを確認し、その日に乾燥機を購入して帰った。

 

大工さんには、念のため棚板に穴を付けてもらい、造作棚作成を依頼した。

 

そもそも⑤棚板設置方式を選んだのが間違いであった。

 

造作棚も出来上がり、排水ホースの継ぎ手アタッチメントもヨドバシ.comで買っておいた。

乾燥機納入の日、設置の業者さんが一言。

「これじゃ置けませんね」

 

ファッ!?

 

理由は穴の位置。

排水ホースは真下に出ていることと、乾燥機の下面はほとんど凹凸(脚)がないため、平らな面に置くと排水ホースが潰れてしまい置けない。

そのため衣類乾燥機排水ホースの真下は空洞でなければならない。

 

そして、調べて更にわかったことがある。

「両側面・背面・上面は4.5cm以上、」

「下面は10cm以上できるだけ大きく離して」設置しなければならないのだ。

 

つまり、穴の位置をずらしたところで、我が家のこの台に電気式衣類乾燥機は置けないのである。

私が参考にしていたPinterestの画像は、いわゆるガス式衣類乾燥機「乾太くん」の画像で、乾太くんは下面0cm設置が可能なのである。

 

これは盲点であった。

というか、下を開けるなんて、知らなかった。

説明書をダウンロードしてやっと知った。

店員さん、何も言ってくれなかった。

 

リフォーム会社に連絡した。

もう一度大工さんを派遣してもらうには最低でも2万円強かかるようだ。

しかも、今回作った棚を撤去しないと、電気式衣類乾燥機は置けない。

 

ではガス式衣類乾燥機を置けば…となるが、新規設置にはガスの工事が必要で、また、排湿口を出すために家に穴を開けるor2万円弱の窓パネルを付けるが必要であり、何より乾太くん本体価格は今回の購入した衣類乾燥機の2.5倍以上の価格となる。

 

 

その場で泣いた。

その晩は眠れなかった。

 

 

【教訓】

●電気式衣類乾燥機は棚に置けない

●壁付けのための補強用木材を大工さんに付けてもらう方が、たぶん30000円くらいで済んだ。

 

【損失額】

55000円(大工さん工賃)